NORI NOTE

2003.11.20   
あとで判明したのであるが、どうもこの日は星回り(?)が悪かったらしく、運悪く災難に遭った人が多かったと聞く。私の災難は、階段落ち。いや正確には上がるときに転倒したので落ちたわけではないのだけど。この家の階段は途中踊り場がある。たった10何段の階段なのに途中約2歩分階段を上らない。夜中に階下に行き用を済ませ、階段を上がる前にうっかりしてスイッチに触れ、ついていた灯りをわざわざ消してしまった。まあいいか戻るのも面倒だしと、とんとんと上って、踊り場に差し掛かり、あれあれれ、とその2歩の感覚が揺らぎ、そして体のバランスも揺らぎ、暗闇の中、踊っていました。そして、はっしと手をついたつもりが、手は宙を切り、その反動も手伝って顔面から踏み板角に着地。どこをどう打ったのかよくわからないけど、おでこを押さえて「イター」。手を離してみれば血。傷はそんなに深くなかったけど、額の皮膚ってぴんと張っているので、ぱかっと開いてる。次の日病院で3針。セロテープでくっつけようかという案もあったけど、顔ですからね、一応。でも、そのうち皺とわからなくなるよだって。踊り場とはよく言ったものよ。(PHOTO/現場)



2003.11.09   
今年も行きました。中央図書館の古本交換市。不要な本を持っていき、欲しい本をもらえるイベント。でも持って行かなくても貰えます。なんかちょっと偏ってるし、いまひとつだなあ、なんて思いながらも1冊手にし、2冊手にし、そうこうするうちにこれだけ袋に入ってました。なんか嬉しくて、にそにそしちゃうのでした。



2003.11.01   
夏にTが育てていた朝顔の種がこぼれて、こんなところに芽が出てきたなと思っていたのが、今になって花を咲かせた。小さな隙間の下には土が存在し、種はしっかり根付いて光に向けて花を咲かせるまでになったのだ。1丁目の家もついに姿を消して、広々とした土地状態に変わった。あの家はもう記憶の中にしか存在しない。地面の上では思いもよらないことが日々起こっていく。でも土は、そう地球は、すべてを受け止め、すべてを新たに、すべてを思い出に、そしてみずからは存在するのみだ。



2003.9.16   
昨晩はすごく寒くて、急に秋の夜になった。そしてきょうは爽やかないいお天気。看板取り付け日和。実はこの夏、引越を余儀なくさせられて、この家にうつり、そしてきょうやっと看板を取り付けるに至ったのである。たいへんな夏だった。(photo/なかなかいい感じに描けました。見に来てね。)



2003.06.03   
仕事で松江に行きました。空き時間が全然なかったので、お昼だけは何か食べたいと思い、調べてみたら「うなぎ」が、あるじゃない。全国津々浦々うなぎの美味しいところ、食べ損ねるわけにはいかない、これは絶対ということで、「やくも」に行きました。「いづも屋」とどっちにしようか迷って、町を歩くOLのお姉さんにどっちがいいか尋ねると「私はやくもですね。でもこういうことはみなさんいろいろですから。おほほ。ごめんくださいませ。」というお答え。(松江の女性はみなこういう物言いなのかしら。普通のお姉さんだったのだけど)それで、素直にやくも行きました。東のたれのこってりした焼きの香ばしいうなぎが好みなんだけど、これは西の上品なうなぎってかんじ。たれも薄味だけどしっかりしただしで、うなぎの脂ぎった感じもなくて、食べやすくて。安いし。美味しかったです。となりの座敷席で90歳くらいのばーちゃん二人が待ち合わせて「いつもの」と注文。ビール飲みながらうな重食べてるのを見て、松江の文化の深さを思い知るのでした。

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