「河岸忘日抄」堀江敏幸

ずいぶん時間をかけて読み終える。忘れないうちにその臨場感にひたったまま、がーと短時間で読み終えるような内容ではなかったので、安心して、本を閉じたり開いたりを繰り返した。電車に乗って、少し読み、顔を上げて窓からの景色を眺め...