家族のうた

それほどテレビドラマを観るわけじゃないのですが、現在観てる「平清盛」も「家族のうた」も、記録的な低視聴率のようです。
低視聴率というニュースを観るまでは、それほど悪いとも思わず、楽しみながら観てたのですが・・・
どちらも、面白い役者を主役に使っているのですが、その良さを活かしきれていないことが、この数字につながっているのでしょうか?

「家族のうた」は、サッカーで例えると、中盤ががら空きで、トップばっかりに人が張り付いてる・・・という印象は感じていました。
遠藤や長谷部のような中盤がいなくて、李と前田と岡崎と香川とカズとゴンを前線に張り付けてる感じ。
味のある名脇役がいて、主役を活かすプレーができていれば、名ドラマになった可能性もナキニシモアラズ・・・だったかもしれません。そもそも、パクリ疑惑のあった企画や、脚本が今ひとつという意見もあり。
しかし、シンプルに自分に向き合い、人と向き合うことで、ややこしい世の中で自由な表現をしていくという基本的なストーリーは、好感が持てるだけに、打ち切りは非常に残念です。
ロックな最終回を期待してます。

平日の美術館

昨日、仕事の合間の時間調整のために、行こうと思いつつ行けてなかった呉市美術館の「ミロ展」と、現代美術館の「what a wonderful world」と常設展「ビルヂング」に行ってきました。
どちらも、広い展示室に自分だけ。
ひとつひとつゆっくり作品を見れましたし、退屈そうに座ってるスタッフのおばちゃんに質問したりしながら、ゆっくり考えるいい時間を過ごせました。

最近読んだ本

読書メーターという読んだ本や読みたい本を登録し、他の人の書評などとリンクして楽しめるサイトがあります。去年の秋から始めてみて、219日で156冊。1日平均0.7冊のペースで本を読んでいるようです。年間250冊、月に20冊ペースというところです。
建築の本や歴史の本、サイエンスや料理の本などジャンルは幅広く、著者も多い人で2冊までですから、一つのテーマでも複数の視点の本を読んでるといえますね。
ここ数カ月で面白かった本を少しピックアップしてみます。

振り返ってみると、日本やアメリカ、欧州が今後どうなっていくのか?そのあたりが一番気になるところですから、そういう本をいくつか読んでいます。
現在の建築や生活文化のルーツは気になるところですので、何がどのあたり時期のものをルーツとしているのか?ということがいくつかはっきりしました。
歴史に関する本は、あまり対象範囲を広げないようにしようと思いつつ。。。

●経済に関する本


円高、デフレなど日本の経済にのしかかる重いダメージの理由を、シンプルなマクロ経済から解き明かしてくれます。


デフレが止まらない。理由は簡単で、生産年齢人口が減っているから。
じゃあどうすべきか・・ということが書かれています。
地方の経済を長く分析している著者なので、現状の把握が具体的です。


日本の経済の希望を感じさせてくれます。

●建築に関する本


吉田鉄郎氏が半世紀前にドイツ語で書いた日本建築史の本を和訳したものです。
異文化の人に説明するために書かれたものなので、解りやすく、奥が深いものとなっています。
住宅や庭について書かれたものも和訳されているのでぜひ読んでみたい。


アントニオ・ガウディやサグラダファミリアに関する本はたくさん出ていますが、この本は写真も外尾さんの文章も素晴らしい。

●住まいに関する本


日本の伝統的と思ってる住宅の形式や要素の多くは、江戸時代の武家の住まいを由来とするものが多いようです。


TOTOのトイレ開発の中心人物が書き下ろしたウォシュレットの開発秘話。
日本が誇るウォシュレットはいかに偉大なのか?そう思わずにはいられません。

●その他の本

清盛の苦境

NHK大河ドラマ「平清盛」の視聴率が今ひとつのようです。
制作側としては、いろいろやりたいことを盛り込みすぎたので、焦点がぼやけたかな?とは思います。
我が家は、録画したものをまとめて観る形ですので、毎週楽しみにしてる・・・というほどではありませんが、期待しつつ観ています。
「平清盛」は、時代背景やグループ間の因縁のようなものを、かなりしつこく描いているので、まじめに観てると内容に深みが出てきて面白いと思っています。

源氏は摂関家と関係が・・・というセリフがありました。
確かに、源氏は藤原摂関家と歴史的な因縁が深いのです。
源氏というと、武士の一門というイメージがありますが、本来は皇籍を離れた天皇の子供や孫の一族で源姓を名乗っている一族を言います。
嵯峨天皇の子供が50人いたので、皇位継承権のない子供が皇籍を離れて嵯峨源氏となったのが始まり。
その後、村上天皇、清和天皇などの子孫が源氏を名乗るようになっていきます。
これら源氏を生んだ天皇の后のほとんどが、藤原摂関家出身のようです。
つまり、藤原摂関家から嫁入りした后が生んだ子供のうち、宮廷から出ることになった子供に、源姓を与えて貴族としたというのが、そもそもの源氏というもののようです。
当時は、まだ女系社会だったので、子供を養育するのは母の実家の責任なので。
今で言うと、天下りのようなものですね。事務次官になれない官僚を、関係する企業や特殊法人が社長に迎え入れる・・・といった感じでしょうか。
そんなこんなで、権力の中枢から外されつつあった藤原摂関家と落ちぶれた河内源氏の源為義が・・・というのが今後の展開に続いていくと思います。

保元の乱からは、多少スピードも上がってくると思いますので、期待したいです。

洋裁学校

五日市の古くから親しまれてきた洋裁学校が解体されるようです。
和装の時代から、洋装の時代に移り変わるとき、日本の女性は先ず洋裁を勉強したそうです。
そして、自ら洋服を作って洋装に移り変わっていったそうです。
「カーネーション」でも描かれているように、既製服のバリエーションが十分でなく、流通も十分でなかった時代だったからだと思いますが、実はそれが本来のあり方かもしれません。

ミシンがあれば、自由に表現することができる。
それは楽器や大工道具を習得することと同じような、ものを作ることで自分を表現するわけですが、そこが今に時代には窮屈な状況になってるような気がします。
工場で生産された安価な商品が溢れているので、手でモノを作ることがなかなか経済的に太刀打ち出来ない状況です。

この洋裁学校から椅子を4脚譲り受けてきました。
脚が細く、可愛いフォルムの椅子です。
座面を張り替えて使おうと思ってたけど、綺麗に拭いたら、それはそれで十分我が家にぴったりはまっています。
そこで学ぶことはできませんでしたが、とても素敵だった校長先生のポリシーのようなものをおすそ分けしていただた気分です。