祭りの終わり

Posted on 7.12 2010

2年半前から予選が始まって、本選が丁度一ヶ月。
長いようで短いサッカーのお祭りが終わりました。
おそらく、喜んでる人が一番多いと思われるスペインが優勝。
試合だけじゃなく、数々のジンクスを破っての堂々たる優勝でした。
しかしpaulはすごかったですね。

8試合すべて当てるのは1/256の確率だそうです。
粘菌を使って迷路の実験をしたケースがありましたが、うまく迷路を抜けていくそうです。
未来予測能力が、粘菌やタコにはあるのか?
生き物は不思議ですね。

いろいろな国のいろいろなサッカーがありましたが、総じて強かったのはコレクティブなサッカーです。
連動性、攻守のつながり、強さと激しさ、勝負への執着。
当たり前のところがきちんとできてるところが最後まで勝ち残りました。
金満クラブの高給取りフットボーラーは、酷使されたシーズンの終わりのためか、ほとんど活躍を見ることなかったですね。
個人に頼ってるチームも。

決勝は、中国代表のカンフーサッカー顔負けの橙海賊と、赤い騎士達。
カンフー×サッカーの試合です。
去年のCLの時のように、最後にイニエスタが決めてくれました。
早死した友人の名前をアンダーウエアに書き込んで望んだ試合の最後の最後に決めるなんて、、、、
あのスペイン嫌いのバルセロナでも、国旗が窓から下がったということなので、本国では相当な盛り上がりだったようです。
サッカーが勝った決勝でした。

2009年のCL決勝でチェルシー相手にぶち込んだイニエスタのゴール

明後日から、Jリーグ開幕。
さあ現実に戻って、我が街のクラブを応援しよう。
広島は、けが人もほとんど復帰し、若手もどんどん台頭してきています。
稼働できる選手が足りなくて岡田ジャパンのようなサッカーをしていた前半と違って、華々しい攻撃的なサッカーを展開してくれそうです。

ken @ 7:48 PM
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スペイン×ドイツ

Posted on 7.8 2010

ドイツ代表は全員自国リーグ所属選手で、スペイン代表は3人を除いた全員が自国リーグ所属選手。
2ヶ月前のチャンピオンズリーグで決勝に進んだバイエルンと優勝したインテルに負けたFCバルサ。
オランダ代表のスナイデルが所属するインテルに負けた両チームの選手たちが引っ張る準決勝の一戦は、お国の特徴が一番発揮されるゲームとなりました。
ドイツは若返りに成功し、エジルなどいい選手が活躍しましたが、最初から受けに廻ってしまって、最後までスペインのペースを崩すことができませんでした。オシム流に言うと、相手をリスペクトしすぎたという状況でしたね。
オランダは逆に最初から主導権をとりに行くのではないでしょうか?

今大会は、グループリーグから番狂わせが多く、アジアや東欧、南米の活躍と、一部欧州、アフリカの劣勢が目につきました。
しかし、決勝トーナメントに入って、優勝を目指した戦いの中で、ジンクスを覆す結果が相次いできました。

×欧州以外の開催では欧州は優勝できない。
×欧州と南米が交互に優勝。
×開催国でなければ初優勝は無い。
など。

結果として、オランダとスペインという初優勝を狙う欧州が決勝を戦うことになりました。
今年のスペインは、EURO優勝の時と同じくバルサの選手を主軸に据えています。スタメンでは来季加入も入れれば7人。
その現在のバルサのサッカーを生んだのは、かつてオランダ代表で活躍したヨハン・クライフ。
そういう意味では、決勝はクライフ対決ということになります。
すごくいい試合になりそうですし、どちらが勝っても、サッカーが希望に向かって一歩踏み出すという状況になると思います。
そういう意味では、ドイツ×ブラジルじゃなくてよかった・・・

又、オランダは昔はスペインの植民地。独立戦争で勝利してその勢いでアジアにやってきて、ポルトガルの利権を奪い、スペインポルトガルに代わって江戸幕府と交易を結ぶようになります。
当時の呼び名で言うと、南蛮人と紅毛人の戦さ。ということになりますね。

熱くスピードがあるオランダ。華麗で緩急のあるスペイン。
スナイデル×シャビ+イニエスタ。
170cm68kgの戦いです。

2008EUROでスペイン勝利ののちの楽しそうな映像

ken @ 10:31 AM
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選手の帰国

Posted on 7.2 2010

駒野の涙で終わったW杯でした。
キックの精度には絶対の自信を持っていただけに、僕もショックが大きかったです。
帰国後の会見では、なんとか顔を上げて前向きな表情を見せてくれたので、なんとか一安心です。

会見の最後の今野のモノマネ。今ひとつピンとこなかったので、調べてみました。
どうやら闘莉王のコマーシャルの真似みたいですね。

次は南米開催です。今回と同じように、欧州勢は苦戦すると思います。
日本は、「ハエ(fly)がたかるような」サッカーをより進化させた、SuperFlyなサッカーを見せて欲しいものです。
アルゼンチン人でチリを率いたビエイサ監督など複数の名前が上がっています。
ビエイサは98年のW杯と、04年アテネ五輪でアルゼンチンを率いて日本と戦っています。
縁もあるので、すんなり決まるといいですね。
3バック好きなので、槙野などは非常にフィットしやすいかなと思います。
Jリーグは7月14日(水)19:00〜 ×セレッソ戦から再開します。


真似

ついでに、二人の仲よさそうな映像

ken @ 9:09 AM
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決勝トーナメント

Posted on 6.26 2010

スペインの調子が上がってきて、なんとか一位通過したところで、決勝トーナメントが確定しました。

日本はパラグアイと。韓国はウルグアイとやります。
ドイツはイングランド。ゲルマンとアングロサクソンの65年ぶりの戦いです。
スペインはポルトガル。元々ひとつの国だったので元々イベリア半島のひとつの国でしたし、面白い戦いになりそうです。日本とパラグアイの勝者はここの勝者とやります。ちなみに欧州予選ではデンマークとポルトガルが同じグループで1位がデンマーク、2位がポルトガルでした。
ブラジルはチリと。南米予選1位と2位の戦いです。予選ではブラジルの2勝です。
アルゼンチンはメキシコと。どちらも元スペイン植民地のスペイン語圏同士。スタイルも近く面白そうですね。
オランダはスロバキアと。スロバキアは唯一決勝Tに進んだ東欧。国旗の順番は違えど、色は同じですね。
アメリカはガーナと。ガーナは唯一決勝Tに進んだアフリカ。ガーナは奴隷貿易の拠点だった場所なので、アメリカとは古い縁があるといえばあるかも。

日本代表は、世界を驚かせることに成功しました。
世界のサッカー界は、ビッグクラブのスタープレイヤーがその中心を占めてきました。
しかし、今回のW杯では、シーズンを終えた過労気味のスタープレイヤーの輝きが見えてこないことと、代表のスター選手が国外クラブでプレーすることが多いせいか、噛み合っているとは言えない状況にあると思います。
今回の欧州不振と、アジア、南米の好調さは、スターに依存しない地道で協調性に富んだプレーが結果につながっているということだと思います。

日本代表は、労を惜しまず、走ること。コレクティブに守備し、コレクティブに攻撃すること。敏捷性を生かし、無理なドリブルよりもショートパスを活かすこと。セットプレーを活かすこと。状況に応じた臨機応変な攻守。
オシムが地ならしと、基礎、土台を築き、岡田監督が発展させた日本らしいサッカーが出来ています。
まだまだ伸びていきそうな勢いもあります。
この調子で終りなき疾走に僕たちを連れて行って欲しいものです。

ken @ 2:54 PM
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番狂わせの結果

Posted on 6.22 2010

グループリーグでは数々の番狂わせがありました。
リーグ4チームのうち、シードされた強豪が1位で抜けて、中堅のうちのどちらかが2位で抜けるだろうというのが平凡な予想だった。
世の中は平凡な予想よりも面白い。

Eグループは日本とデンマークの直接対決。
オランダ勝ち点6(おそらく1位)
日本 3
デンマーク 3
カメルーン 0(敗退)

Fグループはキウイ次第。
パラグアイ 4(1位か2位)
イタリア 2(2位か?)
ニュージーランド 2
スロバキア 1(?)

Gグループはほぼ確定。
ブラジル 6(1位だろう)
ポルトガル 4(2位だろう)
コートジボアール 1
北朝鮮 0(敗退)

Hグループは、ぜんぜんわからない。スペイン敗退の可能性有り。
チリ 6(1位か2位?)
スペイン 3(2位?)
スイス 3(2位?)
ホンジュラス 0(敗退)

という感じか。

これを決勝トーナメントに当てはめてみると、、、

オランダ×イタリア ブラジル×スペイン又はチリ
この勝者同士の勝者がベスト4

日本又はデンマーク×パラグアイ ポルトガル×チリ又はスイス
この勝者同士の勝者がベスト4

となる。

上のブロックは、出場国でもFIFAランキングの上位ばかりの死のブロック。
下のブロックは、下克上というか番狂わせの地味なブロック。

日本が決勝トーナメントに進出することがあれば、以外とやれるかもしれない・・・と思ってしまった。
番狂わせがなければ、日本のいるEグループの2位はイタリアと対戦すると予想されていたし、それに勝ったとしてもスペインと対戦すると予想されていました。
今夜から、各グループの2試合が同時開催されて、グループリーグが終わっていきます。
波乱が多かった今回の予選が、最後はどんな物語に仕上がるのか。最初のヤマが始まります。

ken @ 7:30 PM
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Giant killing/番狂わせ

Posted on 6.21 2010

今回の南アフリカワールドカップは、番狂わせの試合が結構出てきています。
勝った試合では、韓国と日本、スイスが世界を驚かせたと思います。
FIFAランキングの順位差で計算すると、ギリシャ-韓国=35、カメルーン-日本=26、スペイン-スイス=24といったところです。
引分けの試合では、今日未明のイタリア-ニュージーランド=73がダントツです。
ホームで初戦の南アフリカ×メキシコは置いておいても、その次がスロバキア-ニュージーランド=66

アジア、オセアニア勢の検討が光ります。同時に、欧州リーグのスター選手を抱えるチームの苦戦が感じられます。
長いシーズンが終わってからの大会なので、選手のコンディションやチーム運営がまだ軌道に乗っていないのでしょうか。

一応、W杯にもジンクスと言うのがあって、、、
欧州チームは、欧州開催以外では優勝できない・・そうです。確かに欧州勢は勢いが無い。
あと、初優勝したのは自国開催のみで、基本的にはかつて優勝した国しか優勝できない。欧州と南米が交互に優勝し(2002ブラジル-2006イタリア)、コンフェデ優勝国(2008ブラジル)はW杯優勝できないそうなので、今回はアルゼンチンが優勝というのがジンクスのお告げです。どうなるのでしょうか。

ちなみに日本の予選最終戦のデンマークとのFIFAランキング差は10。
番狂わせとは言えない差です。
我慢するサッカーばっかりだったので、このへんで目がさめるようなパス回しを披露して世界をあっといわせて欲しいですね。

◯勝ち
韓国(47)2 – 0ギリシャ(12) △35
日本(45)1 – 0カメルーン(19) △26
スペイン(2)0 – 1スイス(26) △24
セルビア(16)0 – 1ガーナ(32) △16
カメルーン(19)1 – 2デンマーク(35) △16
ドイツ(6)0 – 1セルビア(16) △10

◯引分け
イタリア(5)1 – 1ニュージーランド(78) △73
南アフリカ(83)1 – 1メキシコ(17) △66
ニュージーランド(78)1 – 1スロバキア(38) △40
イタリア(5)1 – 1パラグアイ(30) △25
コートジボワール(27)0 – 0ポルトガル(3) △24
イングランド(8)0 – 0アルジェリア(31) △23
ガーナ(32)1 – 1オーストラリア(20) △12

ken @ 7:27 PM
Filed under: サッカー
お米

Posted on 6.21 2010

Farm Garden 黄昏
日本不耕起栽培普及会

僕はお米が大好きです。非常に。
お米と少しのおかずがあれば基本的には満足です。
毎日のことなので、安心できるものを食べたい。
そう思って、ここ数年、伊賀の農家から玄米で送っていただいて、コイン精米所で精米して食べています。
去年知り合った友人で、大学の隣の研究室の後輩でもあるコーセイ君が、秋田で農家の跡を継いで、不耕起栽培で米作りをしています。
その不耕起栽培をトラストの方式でやるというので、今年から一口参加させてもらうことにしました。

不耕起栽培という農法が面白そうなので、昨日2冊本を読んでみました。

岩澤信夫さんの「究極の田んぼ 」「新しい不耕起イネつくり―土が変わる田んぼが変わる 」です。

素人なので、技術的なことはわかりませんが、、、、
戦後の高度成長の中で獲得した農業技術を否定することなく、逆に現代に必要とされる安全性や、環境に調和した技術を追求したということだと理解しました。
元々は、省力化と地力を生かすことを目的として、耕さない水田を研究していたのですが、機械で植えることや、雑草のことなどの問題を解決していくなかで、冬の間も水をはることに到達します。
不耕起水田専用の田植機も開発しました。

福岡さんも耕さない畑に、直接籾を入れた泥団子を使って稲を育てることをやっていたそうですが、インディカ米向きで、ジャポニカ米との相性はよくなかったようです。

日本には、水田による稲作の到来よりも古くから米があったとする遺物が出てきています。
おそらく、焼畑農業のような畑作による米の栽培だったのではないかと思います。
福岡さんは弥生以前の農法に近いのでしょうか。

水田による稲作は、天然の沼地で始まったようです。
雲南省あたりで里芋栽培をやってた人たちが、稲を沼の泥に植え替えて育てることから始まったとか。
畑作と違う画期的なメリットは雑草対策です。ベトナムでは、川の中に稲を植えていたので、当然水面からのぞいてるのは稲穂だけ。
船と水泳で農作業をやっていました。

岩澤さんがやってる農法は、人工的に管理されている田んぼを、一年中水を張ってる沼に変えて、微生物やイトミミズ、昆虫など生態系をつくることで、肥料や雑草、病気、冷害などに打ち勝つ強く荒々しい稲にしようということではないかと思いました。

これは、稲作や農業だけに関わる話ではなくて、建築や文化や生活、工業や社会にまで関わることが暗示されているように思います。
20世紀初頭に近代主義が生まれて、第二次大戦後に世界に広まりました。日本やドイツはその最も優秀な近代主義の生徒だったと思います。
第一次大戦以後、国家総動員体制で大戦に備えるために、日本やドイツは国を作り替えました。
戦後は、経済発展に、国家総動員体制を応用し、経済消費大国として今に至っています。

日本(や20世紀の経済消費大国)は、軌道修正を行うべき状況に至っていると誰もが思っていますが、まだ明確な方向を皆で共有出来ているとはいえません。むしろバラバラな方向を向いてる感じです。

岩澤さんの農法が面白かったのは、様々な無農薬有機栽培の人たちと違って、イデオロギーよりも先にリアリティがあるところ。
あくまで農家が生産量をあげて、経営を楽にするために、自然農法を選択しようと言うところです。
戦後65年の間、多くのものを捨てて、多くのものを獲得しました。
20年前に非効率的であるから捨てられた物は、現代では効率的であるかもしれない。
岩澤さんが苦心して開発した不耕起栽培の田んぼが、戦後に近代化された田んぼよりも優れていて、それが4400年前の天然の沼のようなものであるなら、テクノロジーがぐるっと一周りした感じで、非常に面白いと思うのです。

ken @ 5:57 PM
Filed under: 文化 and生活
ヤマタノオロチともののけ姫とゲゲゲ

Posted on 6.16 2010

水木しげるは昔から好きなので、朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」はほぼ毎日観ています。原作も先日読みました。
以前、三次の仕事をした時も、怪談話がたくさん残っていて面白かったです。
しかし、僕が生まれ育った瀬戸内海沿岸は、そういう薄暗くって湿っぽくて、なにやら奥が深そうなものはあんまり無いのです。
お祭りも、テキ屋が並ぶだけで、胸踊るようなものも無いですし、大きないわれのある神社も、古墳も、遺跡も殆どないです。
三次市は、スサノオが降臨したとも言われる旧古代都市で、古墳の数も半端じゃないです。
出雲は言わずと知れた古代国家でした。

元々、日本海側は、越のあたりが栄えていて、出雲は越の植民地でした。その代官をだまし討でやっつけ、独立を果たしたのがスサノオ。アメリカでいうとワシントンのような役どころでしょうか。
それを大きくしたのがオオクニヌシ。
そして日本の領主の地位を確保したのですが、後にヤマトに負けてしまいます。
まつりごとのうち、政治をヤマトに取られ、祀りは出雲が仕切るという合意ができることで、国を譲るという形をとります。
その出雲や、友邦の吉備が、宗教の世界や、妖怪の世界の本山として、今に至っている。。。。と僕は思っています。

水木しげるの実家の元々の家業は、北回り船の回船問屋ですから、水木しげるの妖怪好きは、一家に伝わる出雲の伝説・・・ではなく、仲が良かったのんのんばあと呼ばれてたシャーマンっぽいおばあさんの影響でしょうか。

水木しげるの奥様の出身地は、古代出雲の中心地に近く、もののけ姫の舞台の下流あたりだと思います。
学校では、古代は縄文と弥生しか習わなかったのですが、縄文と弥生の隙間に、実は非常に面白い文化があったことを匂わせている映画でしたね。
海賊以外は日本史に出てこない瀬戸内の民から見ると、出雲や吉備は非常に奥が深く、それを秘めてる感じが非常に羨ましいです。

ken @ 10:40 PM
Filed under: 文化
W杯初戦とメディアとオシム。

Posted on 6.15 2010

昨日は、日本は見事な連携で強豪のカメルーンに勝つことができました。
岡田監督の大胆な方針転換と、チームの一致団結が、結果につながったと思います。
監督の勇気と、スタッフの苦労、選手の努力を評価したい。
その逆に振れたのがカメルーンでした。
報道によると、外国のメディアは、、、
イングランドやデンマークは低調な試合。ロシアはHONDA Good!。イタリアのリッピは評価。
イタリア人好みのサッカーだったと言うことのようです。

興味深かったのは、オシムのコメントです。
常に前向きで、あたたかく、大きくて深い。
選手やチーム、サポーターだけでなく、メディアに対しても。

オシムがユーゴ代表監督をしているとき、ユーゴ国内の民族対立が激化し、内戦が始まりました。僕がお隣のトルコやギリシャを旅していた時ですので、その時の驚きと、空気感はなんとなくわかります。
そして代表チームも崩壊し、オシムは監督を辞任します。
ひとつの国で仲良くやっていたはずなのに、民族対立が激しくなっていって、それに大国の思惑や、民衆のヒステリーが加わり、誰も止められない事態になりました。
あの悲惨で多く人たちが苦しんだ激しい内戦が始まった原因の一つに、メディアもあると言っていました。
メディアを恨んだとしてもおかしくない状況でありながら、オシムはメディアと対応するとき、常に明るくジョークを忘れず、しかし繊細にそれをコントロール(いい意味で)しようとしているように思います。
上記のコメントでも、メディアの持つ弱点とストロングポイントを十分考慮した上で、明るい未来につながる発言をしていることが伺えます。
母国から遠く離れた外国のサッカーの監督という、非常に特殊な専門職であったのですが、文化や社会のあり方について学ぶべきことが多い人です。

ken @ 10:13 PM
Filed under: サッカー
W杯に広島から出場

Posted on 6.11 2010

今回のW杯では、広島の選手もボールも選ばれなかったのですが、レフリーのホイッスル(モルテン製)が出場するようです。
レフリーは、ゲームの指揮者とも言える存在で、90分の流れを作り出す存在です。
ホイッスルは、指揮者の指揮棒のようなもの。
深く考えられたホイッスルが、数々の名勝負を生むことになると思います。
ぜひ期待したいです。

ken @ 9:17 AM
Filed under: サッカー