縄文号とパクール号の航海

縄文号とパクール号の航海

横川シネマで上映中

以前から気になっていた「縄文号とパクール号の航海」が広島で上映されるので、初日に観に行ってきました。
グレートジャーニーの関野さんが、インドネシアで伝統的な技術を使った船で日本まで航海したことを映像化したものです。
最初は、美大の授業のノリで楽しく斧を作る当りから始まるのですが、かなり大雑把な計画のせいか、思うように船は進まず、4年がかりで石垣島に無事到着することになりました。
特に航海計画はびっくりするくらい大雑把なので、気象の不安定な北太平洋では思うように進めないのもむりはありません。
航海に適した期間が短いので。
しかし、それも含めて、自然に向き合うことで無事旅を完結させることが出来ました。
その大雑把さが成功の鍵なのでしょう。
緻密に計算してたら、こんな無謀なことはやらなかったと思う。
諦めなかった人が最後に成功すると改めて思いました。

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