図書館と本屋の融合

今年のGWは、九州の北西部をぐるっと回ろうということで、まずは武雄にやってきました。
温泉の後、武雄市図書館に寄ってみました。
カルチャーコンビニエンスクラブが関わって改装した図書館として話題になったものです。

エントランスを入る前から、商業施設の構えができていて、図書館に向かう高揚感とはまるで違うものを感じます。

スターバックスと雑誌売場、座り読みできるカフェ。図書コーナーは奥に。
まさに、図書館と本屋の融合。
利用者の年齢層や、テンションも図書館とはまるで違います。広島で例えるならLECTの本売場の様相です。

全国の図書館がこうなるべきとは全く思いませんが、役所の理屈で制約をはめてた世界に、一つ風穴を空けたのではないかと思います。
隣接する児童図書館は、もっと自然な形で図書館とカフェが融合していました。
年間800万円の赤字とか。
気持ちのいい施設を税金で整備するわけですので、負担増は仕方がない。
民と官の中間に、面白いことができる余地があるなら、公共施設も、今後は躊躇すること無く、様々な民間の施設と融合すれば面白いと思います。
ただ、その負担をどのように、誰が?という課題は残ります。
民間の商業施設なら消費者が負担。
公共施設なら、一部利用者残りは税金。
今回のようなケースでは、増税するのがベターなのか?

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