昨日のクロアチア戦。
勝って欲しかったけど、負けなくてホッとしたという試合だった。
負けてたらブラジル戦は消化試合だけど、引き分けたおかげで、ブラジルに2点差で勝つという奇跡を祈るチャンスを与えられたということ。
試合が終わるまで、何が起こるかわからないというのが勝負事の面白さだけど、サッカーは特にその要素が強い。
衰弱も激しいし、調整期間も短いので、次やれることと言えば、個人が持てる力を出し切れるかどうかと言うこと。
宮本が出れないので、これまで変わらなかったことを変えるチャンスだけど、果たして変えてくるのか?
4バックで戦うことが最善だったはずなのに、宮本が苦手だからと言う理由でそれを拒んできた。
宮本のかわりに坪井を入れて4バックにするだろうけど、左の守備の穴を中田コで埋めれば完全なのだが、そこは変わらないだろう。
しかし、アジア予選でやったことをW杯でも同じようにやるっていうことは、メンバーが替わらないので当然と言えば当然だけど、いきなり奇跡が連発して起きるというほど世の中甘くないという事か。
次も奇跡は起きないだろう。
全力を出し切ることで、ブラジルに2点差で勝つ。
今ひとつ調子が上がらないブラジルがメンバーを落としてくるし、日本のテレビ局のマネーの力がブラジルには及ばなくて夜間の試合になることもプラスに働く。
ブラジルに失点させるということは非常にハードル高いけど、体調不良の俊輔に替わって遠藤にFKを蹴らせるというのもあっていいし、早い時間帯からの大黒の裏への飛び出しや、巻の高さやゴールへの執念にかけてもいいのではないか?
メンバーに選ばれて当然と言っているFWが軒並みゴール前のチャンスでパスをして勝機を潰しているし。
22日は、チェコ×イタリア、日本×ブラジル、クロアチア×オーストラリアという崖っぷち3試合があるので、白熱した日になりそうです。