広島の昇格決定戦は、、、

J2は15チームの3回総当たりなので14試合×3回=42試合。残り12試合です。
現在の勝ち点と順位は、、、

1 広島 68 6勝0分6敗で86
2 山形 54 12勝0分0敗で90 11勝0分1敗で87 10勝0分2敗で84 
3 鳥栖 49 12勝0分0敗で85 11勝0分1敗で82 10勝0分2敗で79
4 湘南 48 12勝0分0敗で84 11勝0分1敗で81 10勝0分2敗で78
5 大阪 46 12勝0分0敗で82 11勝0分1敗で79 10勝0分2敗で76
6 仙台 46 12勝0分0敗で82 11勝0分1敗で79 10勝0分2敗で76
7 草津 46 12勝0分0敗で82 11勝0分1敗で79 10勝0分2敗で76

となります。
現時点では勝ち点86が絶対昇格ラインと言うことですね。
広島は86-68=18
6勝又は5勝3分が現在の最短優勝条件と言うことになります。

今後の優勝が決まる条件は(引き分けはないものとする)
33節8/30A ×水戸 
34節9/ 7H ×岐阜
35節9/14A ×山形
36節9/20A ×横浜 広島4勝(80),鳥栖2勝2敗(MAX79),湘南2勝2敗(MAX78),大阪&仙台&草津3勝1敗(MAX79)
37節9/23H ×愛媛 広島5勝(83),山形4勝1負(MAX87),鳥栖4勝1負(MAX82),湘南4勝1負(MAX81)
38節9/28A ×大阪 広島6勝(86),鳥栖6勝(MAX85),山形5勝1負(MAX87)
39節10/4H ×湘南 広島6勝1負(86),鳥栖6勝1負(MAX85),山形6勝1負(MAX87)

と言う感じですね。相当アバウトなので、あまり意味はないですが、広島は勝ち続ければ、9/23の愛媛戦あたりがVデーと言うことになるかもしれないですね。引き分けがあると39節湘南戦あたりか。
今のところ、鳥栖次第と言う状況です。

勝ち点グラフ

J2順位表

日程

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オリンピック雑感

それほど熱心ではないながらオリンピックのゲームやコメントを観て興味深いことが多々ありました。

男子バレー:オリンピック出場決定で、、、
植田監督「ここにいない選手もありがとう」
ちょっとした一言ですが、選手の入れ替わりの激しい代表チームでは、出場が決まる試合までに、多くの選手が招集されて、多くの選手がその後、選を漏れる事になります。
いい仕事が出来なかった選手もいますが、決定的な仕事や貢献をしていながらも最後に呼ばれない選手もいます。出場を決めた試合で活躍しても、オリンピックメンバーから外れる人もいます。
当然ながら、勝負の世界なので当然といえば当然ですが、公的な場で、「そこ」にいない選手への感謝の言葉を聞いたのは初めてでした。
厳しさと両立する優しさを感じた一言でした。

小さな選手団
開会式を観ていて、巨大な選手団と、小さな選手団のあまりにも大きな違いにびっくりしました。
これまでもそうだったと思うのですが、、、
ほんの数人の選手団の国は、ほとんど陸上競技が多かったように思います。
巨大な選手団の国が参加する競技は、数カ国でメダルを分け合う競技が多いです。
そういう競技で、途上国の選手がメダルを獲得する事はまれです。
スポーツテクノロジーが極端に発達したアマチュアスポーツで、高い資金を出せる国は非常に限られているということでしょう。
逆なのがサッカーですね。サッカーの強豪国ナイジェリア(男子サッカーベスト8)は、出場する競技はサッカーと卓球と陸上だけ。コートジボアール(同じく男子サッカーベスト8)はサッカーだけ。カメルーン(男子サッカーベスト8)もサッカーだけ。
こうした国の選手は欧州のビッグクラブでプレーしている選手が多いのです。
アマチュアスポーツは経済大国だけがトップを目指し、途上国では基礎能力が高い選手が経済大国でプロとしてプレーする事で祖国の代表チームを大きな大会で活躍させる。
アマチュア=清貧、プロ=金満というイメージが強いですが、実態は違うようです。
日本のサッカーが、表彰台に登る時代が来る事を願っていますが、サッカーでしか表彰台に登る事ができない国も頑張って欲しいですね。

一本柔道
東京オリンピックで柔道が競技種目になりました。
おかげで、日本はメダルをたくさん取れるようになったのですが、柔道の質が変質してしまうという弊害もあります。
元々武士の乱暴な格闘術であった柔術から、加納治五郎が柔道という精神性の高いスポーツをつくりあげたのですが、、、、ローカルなものがグローバルになるということは、そういう事です。NYの寿司のようなものですね。
しかし、年々奇妙なものになってしまう状況には割り切れ無さを感じていました。
そういうときに、本来あるべき形で結果を出すという事は、素晴らしい事だと思います。
途中迷いもあったと思いますが、自分を信じることの大切さ、その為の努力の大切さを、観た人に実感させたと思います。

女子サッカー
最初は自分たちのサッカーが出来ていなくて非常に苦しみましたが、試合を重ねる毎にいいチームになってきています。初戦でミスした選手も、三試合目ではゴールを決めました。
試合ごとに集団としての力が増していくところが、こうした短期の大会の面白い所です。
今日は中国に圧勝しましたが、あと2試合非常に楽しみです。
そういうチームを作れるかどうかが、監督やスタッフの力量の大きなウエートを占めると思います。
2008ドイツW杯や、今回の男子サッカーは、そういうチームになり切れなかったですね。

石山修武 「建築がみる夢」

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http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2008/0803/index.html

日曜日の新日曜美術館で石山さんを取り上げていましたね。
プノンペンのひろしまハウスをメインにしてたようで、映像も見れてよかったです。
建築というものは、大きなエネルギーが必要なもので、構想から完成までの長い期間、大きな力が必要になってきます。
石山さんは、その建築を産み出すまでのエネルギーを受け止めて、物語に編集するまでの力が特に優れていると思います。
一般社会で声が大きく、力があまりぎみの人たちの溢れんばかりのエネルギーを受け止めて、兆発し、さらにかき立てながら、建築へ(又は未完の建築へ)とじわりじわりとにじり寄ったり、追いつめたりと言う感じです。

山に登ってばかりだった石山さんが建築に開眼したのは、豊橋に住んでいた川合健二さんに出会ってから。
川合さんはとんでもない仙人で、時代の先の先の先を実践していたような人でした。
その川合さんのやり方と、石山さん自身の生命力が掛け合わされて、今のスタイルになったのでしょうね。
石山さんの建築は、建築そのもの以上に、そのプロセスや、建築が建った後のエピソードの方が無茶苦茶面白いです。
僕も、豊橋にいた時に、代表作の幻庵での宴に参加させてもらったことありましたが、面白かったですね。
もちろん、建築という触媒が無いと、そういう面白いものも世に現れないのですが、、、、

少年サッカー/おやじフットサル

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先週末、山口の大会に参加していた子供(小6)のサッカーの試合を見に行ってきました。
自分の息子がどれだけがんばれるか、、、という点は、当然気になりますが、それよりも、チームが次第に力をつけていくプロセスが面白いと思っています。
4月頃には、それぞれのプレイヤーは、それぞれ個性的なところと、それぞれの課題があったのですが、克服する子あり、個性を伸ばす子ありで、4ヶ月経つとなんとなく変わってきています。
広い地域からの混成チームなので、チームとしても4月頃はぎこちなかったのですが、やっと最近になってお互いのプレースタイルを理解した動き方をしたり、声が出てきたりしています。
特に強いチームではないですが、サッカーは個の力だけで結果が決まるものでも無いので、仲間と一つになってプレーすることで、大きな力を発揮するまでにはいってほしいと思っています。

僕もこの年代の時は、野球少年で、お盆と正月の合わせて6日だけが休みで、残りは毎日練習という毎日を送っていました。
昔は、水も飲めなくて、ウサギ跳びやったりする時代ですので、キツかったですね。
僕は体が小さかったし、決して上手じゃなかったですが、球技をやっておくと、物事の状況判断をする時に、結論への到達が早いように思いますし、団体競技をしていると、個と全体のバランスをとることを身に付けることができます。

いい年になってサッカー(フットサル)を始めてはや5年が経ちました。
野球も面白かったですが、サッカーはもっと面白いです。
野球は役割が明確で、どちらかと言うと義務を果たすスポーツですね。責任の所在も明確です。
サッカーは、IFが成り立たないくらい、偶然性の高いスポーツです。
もしもあのタイミングで、あの場所に入り込んでいなかったら/いたら・・・ということを考えてる隙に、どんどん競技は進みます。未来に起こり得ること、本来だったら起こり得たことなど、時間軸を幅広くとってイメージで状況を捕らえないと、とてもやれないですね。
もっぱら、走れないからどうすべきか・・・ということを考えながらやっています。