心の豊かさを目指すローコスト住宅

ローコスト住宅をつくるためには、単に仕上材料の品質や、構造材料の品質を落すということでは、単に住宅の品質を落すだけになってしまいます。
工事費はローコストでも、住宅の質や、住宅によって実現する生活の質は下げないだけでなく、逆に、よりユニークで、より真剣に生活を見つめ直し、より家族にフィットする住宅になる事を目指しましょう。
一番大切な事は、コンパクトに生活する事です。
住宅の面積だけでなく、生活の動作や、ライフスタイルもシンプルに、コンパクトにすることを心がけます。
限られたスペースを複数の用途に使えるようにしたり、廊下のいらない動線にしたり、部屋の使い方を厳密に装幀する事で寸法を吟味したり、、、
収納は、必要な場所に、必要な量をつくることは、コンパクトな暮らしの実現には大変有効です。収納が足りないと、どうしても室内に収納が進出してきますので、、、

コンパクトな暮らし。コンパクトな住宅であれば、完成後のランニングコストも違います。暖房や、冷房、照明は部屋の面積に比例しますが、使い方にも大きく影響してきます。
ランニングコストが、ローン返済額の1%程度低下できるなら、工事費を1%多くかける事ができる訳です。
そうしたライフサイクル・コストも考慮に入れながら、検討すべきところです。
そうしたベースの部分を、しっかりと話し合って、はじめてローコスト住宅の面白さが見えてくるのです。

物の豊かさではなく、気持ちの豊かさを実現するローコスト住宅が、目指すべきものだと思います。